更年期で気になる生理不順と不正出血について

イライラ、気分の落ち込み、頭痛、ホットフラッシュ、めまいなど更年期は様々な症状が表れるものです。
その中でも症状が目に見えてわかるのが生理の変化です。

 

40代から50代で起こる更年期の生理不順や不正出血は閉経が近づいているサインかもしれません。

 

 

 

 

 

更年期の生理不順について

35歳を過ぎた頃から女性ホルモンが低下しはじめます。
あれ?今月はちょっとはやく来たなと思う回数が増え、40代に入ると周期が早くなったり量が減ったりします。

 

40代後半になると周期はさらに乱れ、生理が終わったと思ったら数日後にまた始まる、半年こなかったのに突然再開したというように全く予測ができなくなります。
閉経に向けて女性ホルモンは一気に低下するのではなく、増えたり減ったりを繰り返しながら低下していきます。
そのためこのような生理不順が起こると考えられています。
規則正しい生理がぴったり53歳で止まって閉経したというケースは稀で、多くの女性が生理不順を経験して閉経を迎えます。

 

 

 

更年期の不正出血について

40代になると、茶色いおりものが出て生理かと思ったらそのまま終わってしまった、今までは1週間ほど出血があったのに1日で出血が止まった等いつもと違う生理で不正出血を心配する方が増えます。

 

不正出血は、排卵期に起こる中間期出血やホルモンバランスの乱れから起こる機能性出血であることが多いそうです。
機能性出血の約半数が更年期によるもので、次いで体が未発達な思春期に起こりやすいといわれています。

 

中間期出血も機能性出血も急を要する治療が必要になることはほとんどないといわれていますが、量が多かったり長引いたりする場合は婦人科を受診しましょう。

 

不正出血の中でも心配なのは、器質性出血です。

子宮や膣の病気が原因で起こります。更年期の不正出血かと思っていたら子宮体がんだったというケースも。

 

どのパターンの不正出血でも詳しい検査をしてみないと、心配のない不正出血なのか治療を要する不正出血なのか判断できないのが現状です。
毎年子宮がん検診を受け、いつでも相談できるかかりつけの婦人科を決めておくと安心です。

 

関連ページ:女性の更年期障害対策

 

更年期の生理不順や不正出血が病気のサインに?

更年期の生理不順や不正出血は閉経へ向けて体が変化していると捉えても良いのですが、子宮がんなどの病気が隠れていたというケースが意外に多もの。
生理がおかしいなと思ったら婦人科を受診しましょう。

 

甲状腺の病気

甲状腺の病気は、甲状腺ホルモンが過剰に作られるバセドウ病、甲状腺に炎症が起こり甲状腺ホルモンが減少する橋本病などがあります。
この2つは、生理不順や不正出血を起こすことがあります。
また、イライラ、疲れやすい、のぼせといった更年期と似た症状が表れることもあるため、女性ホルモンと甲状腺ホルモンの検査を行って診断されています。

 

糖尿病

血糖値を下げるインスリンは、排卵に影響を与えていると考えられています。
糖尿病でインスリン分泌がほとんどなかったり、インスリンが作用しづらくなっている場合は生理不順になりやすいといそうです。

 

高プロラクチン血症

通常、授乳時に分泌されるプロラクチンというホルモンが分泌されて起こります。
産後しばらくは生理がこないのはプロラクチンの働きによるもの。

 

脳腫瘍でプロラクチンが分泌されていたり、甲状腺機能低下症をきっかけにプロラクチンの分泌が刺激されたりすることが原因といわれています。
また、精神科や心療内科で処方される向精神薬の副作用で高プロラクチン血症になり、生理不順や不正出血が起こる場合もあるそうです。

 

更年期コラム - TOPへ

 

関連ページ

更年期に積極的に摂りたいカルシウム
女性ホルモンの分泌量が減少するする40代後半から骨密度が低下していきます。カルシウムを積極的に摂ってください!
更年期のアンチエイジング効果
更年期になってからは代謝アップを心がけてアンチエイジングの効果をあげましょう!
更年期と女性の薄毛
なぜ更年期になると薄毛や抜け毛の悩みが増えるのか?更年期の薄毛や抜け毛を予防するには?